大井みさほ会員が、7月20日(月)海の日の祝日の午後2時から3時半まで、江戸川区子ども未来館で「光の進み方を調べてみよう」というタイトルで、4、5、6年生の児童15人に実験授業を行いました。広報担当理事が、取材と称して参加したので、少し詳しく報告します。
レーザー光線を使って光の進み方を調べるためには、光を反射させて光路が見えるようにする媒体が必要です。これまでは蚊取り線香の煙などを箱に入れる方法を使っていたのですが、今回は牛乳を少し流し込んだ水槽を使いました。
4つあるテーブルにはそれぞれ水槽が用意されて水が張ってあるので、そこに牛乳を流し込みます。
そうそう、レーザー光線はひとに向けてはいけないと、ちゃんと注意します。
それぞれのテーブルに置かれたレーザーポインターを使って、観察をしてみると、、
きれいに光路が見え、光が直進しているのがわかります。
媒質が異なる面では、、
空気中から水中に光が進むと、少し傾きが変わっているのが見えます。
光の屈折の説明をします。水中に入る光路だけでなく、反射をする光路もあることを実感します。
水面より低い位置で水槽の横から上方に向かって照射し、水面との角度を徐々に小さくしていくと全反射が起こります。
こうして光ファイバーの中に光を閉じ込めることができることを説明します。光ファイバーを使えば遠いところまで情報を伝えられます。たとえばモールス信号のような方式で。
さっそく、隣のテーブルとの間で光ファイバーとレーザー光線を使って信号を送れるか試してみましょう。
あ、きたきた、赤、緑、白、確かに離れたところまで情報が届きます。
最後に、光は色に分解できるということを実感するために、回折格子を使った分光計を、各自が持参したお菓子の箱で作り、蛍光灯の光を見て実感します。
大人の方が熱心かも。
4名のボランティアの方々の助けで、盛りだくさんの実験を終わらせることができました。
ありがとうございました。
終了後、ボランティアの方々を交えて、反省会が行われ、江戸川区から取材に来ていた広報の方からインタービューを受けました。