大井みさほ会員が、1月25日午後に私立聖徳学園小学校で「理科特別授業」の一つとして実験授業を行いました。
5,6年生の理科希望者が対照で、テーマは「光とは何か」として、講義、演示実験、児童による実験で構成しました。今回は授業時間を延長することが可能だったので、120分で行いました。1年おきにこの授業を続けていますが、毎回少しずつ工夫して変えてきています。
今回の内容は、
①太陽、電燈、蛍光灯、LED、レーザーなどのいろいろな光源と光の進み方の話と演示実験
②レーザー光を使って、児童が水槽で水中を通る光路および、反射、屈折の観察、レーザー光が水中や透明アクリル棒中を全反射して進むことを示す実験、光ファイバーを使って、モールス信号で数字を送る実験
③回折格子を使って、レーザー光の回折の観察、工作用紙で児童がそれぞれ簡易分光器をつくり、蛍光灯のスペクトルを観察
でした。
2人の理科教員に手伝ってもらい、児童にいろいろな実験を体験してもらうことができました。一部の児童は、すでに授業で回折の勉強もしていて、熱心に実験に取り組んでいました。
宿題として、学習したことや興味を持ったことなどを書いてもらっているので、その内容を見て、今後のやり方に生かしたいと思っています。