和田勝会員が、7月26日の午後2時から3時半まで、江戸川区子ども未来館で夏休み応援プロジェクトのプログラムの一つ「顕微鏡で細胞を調べよう」という実験授業を、3~6年生の児童16人に行いました。
基本的には昨年行ったものと同じですが、昨年の失敗を反省して、顕微鏡の使い方をパワーポイントのスライドと配布した手順書をもとに、順番にかつ丁寧にひとつひとつ説明しながら各自に操作してもらい、だいたいの児童がx40からx400の倍率で、何とか観察できるようにしました。でも、時々は助け船が必要でしたが。
定番のタマネギの鱗茎葉の表皮細胞から、ミニトマト、ナスの表皮細胞、さらに単細胞生物の例としてゾウリムシを観察し、最後に動物の細胞の例として自分の口腔上皮細胞を観察しました。昨年と違って、予定したものをすべて観察してもらうことができました。
最後にメダカの発生の映像を見せて、細胞一つだけの生物(単細胞生物)もいるけれど、ふだん目にする植物も動物も多細胞生物で、たくさんの細胞からできているんだよと、強調しました(下の写真ではガッテンをしているように見えますね)。