日江井榮二郎会員が、11月12日に桐生市桐生文化会館で開催された、「美しき地球! 次世代への継承」という講演会とコンサートの催しで、講演を行いました。この催しは、崇禅寺の自然を守る会が主催した創立40周年記念事業です。
講演の要旨は以下の通りです。
美しき地球も美しき宇宙も、一朝一夕には生まれません。地球は誕生以来、様々な事件に出会ってきました。
シアノバクテリアによる光合成の結果、数億年かけて地球大気には酸素が増加し、オゾン層もできて、太陽からの強力な紫外線が地上に到達しなりました。
そのため、それまで海中で生存していた動植物が地上で活動をはじめることができるようになり、今日見るような地球環境になったのです。
(画像は東京工科大学工学部応用化学科BLOGより)
天の川銀河にも美しい星雲が見られますが、これも138億年の歴史の流れの中で現れたものです。
(画像は暗黒星雲博物館より)
この美しい自然をむしばむ地球温暖化ガスを削減することの大切さを述べました。
そして、国立天文台が作成した、宇宙・太陽の動画を見せました(講演のものとは違うかもしれませんが)。