廣田穣、細矢治夫、町田武生、和田勝の各会員が、7月8日の午後に、市川学園市川高等学校で行われた、平成29年度SSH課題研究中間発表会に参加しました。当日は、数学、物理、情報、化学、生物の分野ごとに、数学が口頭発表、それ以外はポスター発表がありました。
市川学園市川高等学校は、今年が創立80周年ということで、理事長はじめスタッフが研究レベルの一層の向上を目指していて、SSISSもそれに応えて、生徒の研究計画のポスター発表の時から、指導・助言などの活動を行っています。
理系の2年生の生徒全員が、個人あるいはグループで、理科の課題研究を4月から始めていて、今回はその中間発表会です。会員は、それぞれの分野で、生徒が行う口頭発表あるいはポスター発表を聞きました。
4月から始めたものなので、まだ計画を具体化するための装置の作製や予備実験の段階のものが多かったのですが、だからこそ、計画、仮説、実験方法、予備実験の結果などの説明を聞いて、疑問点や、よりよい方法の示唆など、助言を行うことができるというものです。
今回の中間発表を経て、夏休みには本実験を行い結果を出していくものと思われます。良い研究が行われるよう、発表を聞いた生徒たちにエールを送りました。
2時間の発表会の後、分野ごとに市川学園の教員と意見交換会が行われました。発表を聞いての感想と、気になった点などを述べあい、今後の研究の指導の仕方などについて意見の交換を行いました。また、成果の発表の仕方について注意すべき点についてコメントがありました。