小金井雑学大学での活動

大井みさほ会員が、9月17日の午後に、小金井市民会館で開催された小金井雑学大学で、「台所と物理」というタイトルの講義を行いました。参加者は雑学大学の理事長五十嵐京子さんをはじめ、大人が20名ほどでした。

台所を理科実験室とみたてて、1)力学との関係では包丁や缶切りなどの力や圧力、圧力鍋の圧力などについて述べ、2)熱力学、電磁気学に関係しては電子レンジ、冷蔵庫、電磁調理器などの原理や構造、ジュールの実験から求めたカロリーとジュールの関係、3)光学に関係しては白色の効果などについて述べました。

2月2日に東京雑学大学で行った講義と同じテーマの講演だったので、その経験から、今回はとくに電子レンジの説明を詳しくしました。

台風接近のためか、いつもより受講者は少なめでしたが、受講者はみんな熱心で、講義終了後の質問も多く受けました。

東京雑学大学での講義の時と同じく、電子レンジの電磁波の危険性について関心が高く、電子レンジを危険だから捨てようかと考えていた女性もいました。台所に入らないという男性がいるかどうか質問しましたが、一人だけいたのは興味深かったです。

八王子市立城山中学校での活動

有山正孝、大井みさほ、奥田治之、廣田穣、和田勝の各会員が、9月16日に八王子市立城山中学校で理科の実験イベント(科学実験教室)を行いました。8月に行った事前打ち合わせの報告で書いたように、今回は急な開催だったのでブースは、以下の5つしか開けませんでした。

①奥田:望遠鏡の原理。
②有山:モーターをつくろう。
③大井:光の進み方を学ぼう。
④和田:単細胞ゾウリムシも動くし、食べる。
⑤廣田:酸性・アルカリ性を調べよう。

八王子市は今年が市制100周年だということで、さまざまな記念事業が行われているようで、今日は午前中に、ブルーインパルスの祝賀飛行があったと、高尾駅北口まで車で迎えに来てくれたPTAの役員の方が話していました。

城山中学校について休憩、昼食の後、体育館で開会式があり、講師紹介があったのち、各ブースに分かれて実験が行われました。各ブース12名ほど、和田が担当したブースには保護者の方や小学生も参加していて、顔触れが賑やか、、。

90分の実験授業は、無事終了し、閉会式では生徒による感謝の言葉をいただきました。