今年の桜の開花は全国的に早く、4月にはもう各地で花の盛りが過ぎてしまいましたね。桜に続いて様々な木の花、草花が順繰りに咲き競い、あっという間に4月が終わろうとしています。会員各位におかれましては、充実した時をお過ごしのことと思います。
さて、新しい年度が4月から始まって1か月が過ぎようとしています。昨年度の決算及び今年度の活動方針と予算を決める定例の総会が、下記のとおり開催されます。カレンダーに印をつけてしっかり心にとどめ、ご参加くださるようお願いいたします。
日時:2018年5月19日(土)午後2時から3時
場所:立教池袋中学校・高等学校 地学実験室(4階)
(東京都豊島区西池袋5-16-5)
今回は予告です。詳しい通常総会取集の通知及び資料は追って郵送いたします。出席される場合は、同封の議案書の出欠欄に出席のしるしを付して同封の返信用封筒(切手貼付済み)でご返送ください。会費納入のお願いも同封されていますので、よろしく。また、昨年同様、総会の後に講演会を企画しています。これにつきましても追ってお知らせいたします。
さて花の便りとともに、各地で様々な展覧会が開催されています。今回、このSSISSに関係する(?)美術展についてちょっとつぶやいてみますね。
SSISSの理事長である大井みさほさんが、東京都美術館で開催されている「大調和展」(会期4月26日~5月2日)に出展されているので、それで覗いてきました。大調和展とはすごい名前ですが、岸田劉生を再び画壇に登場させたかった武者小路実篤が創立して、昭和2年と3年に開催した展覧会に端を発しているそうです。岸田劉生の死により2回で解散となった後、昭和37年に再び武者小路を会長に再開されました。それからずっと続いて今年は第57回だそうです。大井みさほさんはこの会の会員で、毎年出展されているようです。
でもって東京都美術館に行くと、美術館では企画展であるプーシキン美術館展と並んで、複数の公募展が開催されていました。第1展示室が大調和展の会場です。
招待の葉書をもらっていたので、葉書に名前を書いて入り口で渡して中に入りました。油絵、パステル画、水彩画と、いずれも具象の大きな作品が壁を飾っています。小生、どうも緑色が好きなようで、緑色の多い作品が多く並んでいるので心安らかに眺めて回りました。
第5室に大井さんの作品があることになっていたのですが、見当たりません。もう一度回ってみると、、。
さっきしげしげと眺めていた空と雲と畑の絵の左側にありました。見逃していたのですね、すみません。懐古園初夏というタイトルの絵でした。
どっしりとした石垣が強く迫ってくる重厚な作品です。懐古園には5回通ったとおっしゃっていました。
SSISSの活動とは直接関係ないことでしたが、活動記録にある会員の姿とは別の面を知る良い機会として紹介しました。