5月19日(土)午後2時から2時45分まで、池袋立教中学校・高等学校地学教室で平成30年度の定例総会が開催され、無事終了しましたので、経過の報告をします。
野津憲治庶務担当理事の開会の宣言の後、出席者と委任状等提出者数から総会は成立しているという宣言があり、大井みさほ理事長から挨拶がありました。
続いて議長の選出が行われ、大井みさほ理事長が議長を務めることになり、以降は議長が議事進行をつかさどり、議事が進められました。
第1号議題(平成29年度事業報告及び収支決算報告)
議長の指名により、野津庶務担当理事から資料に基づいて平成29年度事業の報告がなされました。続いて和田会計担当理事より平成29年度活動計算書、貸借対照表、財産目録に則って収支決算の報告がありました。
この後、奥田監事より4月12日に東京大学理学部化学館会議室で行われた監査の報告がなされ、適切に管理されていることが報告されました。その後、審議の後、採決されて可決承認されました。
第2号議題(平成30年度事業計画及び収支予算案)
野津庶務担当理事から平成30年度の事業計画の説明があり、和田会計担当理事からは予算案について、前年度と比較しながら説明がなされました。相変わらず会員の高齢化と会員数の減少が続いているが、事業費(実際の活動)にかける金額を増やして、積極的に行こうとする予算案になっていることが説明されました。採決の結果、可決承認されました。
第3号議題(定款変更の件)
平成28年6月1日に「特定非営利活動促進法の一部を改正する法律」が成立し、同年6月7日に公布されました。この改正で、NPO法人は貸借対照表を公告することが義務付けられました。公告の方法は、1)官報に掲載、2)日刊新聞紙に掲載、3)電子公告、4)公衆の見やすいところに掲示、があります。
本法人はすでに、貸借対照表を含む事業報告を、このサイトに載せているので、理事会は3)を採用し、その旨を定款第54条に付記する案が提案され、採決の結果、可決承認されました。
予定されているすべての議案の審議が終了したので、自由な意見交換が行われました。5月12日に開催された「教科『理科』関連学会協議会シンポジウム」に出席した細矢会員から、新学習指導要領では「数理探求」がキーワードになるという発言があり、町田会員も意見を述べました。
最後に、議事録署名人の選出が諮られ、箕浦真生会員と有山正孝会員が選出されました。庶務理事が閉会を宣言して総会は無事、終了しました。
総会の議事録はここにあります。
総会終了後、午後3時から和田勝会員の講演会があり、さらにその後、懇親会が開かれました。