大井みさほ会員が、7月14日の午後に、武蔵野スィングホールで、東京雑学大学の学生さんに 「子供たちとする実験の紹介(光の進み方を調べてみよう)」というタイトルで 講義を行いました。 2時から4時までで途中に休憩を挟んでの講義でした。50名ほどの学生さんが出席してくれました。
江戸川区子ども未来館での実験授業などの紹介を中心に、「光とは何か」の話から始まって、たき火の光、電気を使った電球の光、蛍光灯の光などについて話し、「レーザーについて」を、絵や図を使って解説しました。
赤と緑のレーザーポインターを用いて空気中でレーザー光をとばすと、レーザービームの途中は見えないけれど、ビームが天井などに当たると、当たったところに赤や緑の光が見えることを示しました。次に、水槽に水を入れ、水中にレーザービームをとばしても見えないけれど、カルピスを少し加えて水を白濁させると、水中でもレーザービームが見えるようになることを示しました。角度を変えて水にあて、入射、屈折、反射を観察してもらい、反射と屈折の法則の説明をしました。
次にCD板を配り、照明光を当てると虹色が見えることを確かめてもらい、回折格子板を配って室内や、窓の外などの光を観察して、回折の原理を説明しました。
さらに半透明の棒にレーザー光を入射させ、光ファイバーの原理を説明し、実際にいろいろな光ファイバーの光を棒に送りこみ、全反射で反対側に到達することを観察をしてもらいました。
参加者は通常より男性が多かったのが印象的でした。