12月3日に八王子教育センターで開催された、第14回八王子市中学校科学コンクールに、大井みさほ、奥田治之、西原 寛、町田武生会員が出席しました。このコンクールは主催:八王子市教育委員会、八王子市立中学校PTA連合会、後援:八王子市立中学校長会、協賛:オリンパス株式会社、NPO法人SSISS(科学技術振興のための教育改革支援計画)で実施されたものです。今年度も参加者数を制限して開催されました。また、YouTubeで登録をした人に公開されました。会場は教育センターの3階です。
35校の八王子市立中学校から自由研究作品が提出され、その中から先生たちによって、最優秀賞1件、優秀賞1件、奨励賞3件、佳作15件、来年度のためのポスターイラスト賞2件が選考され、入口に参加小作品と共に飾られています。
優秀賞と奨励賞のポスターです。
当日は、選ばれた5件の作品の研究発表会と、それぞれの賞の表彰式が行われました。下は開会前の来賓等の勢揃いの写真です。左から4人目がSSISS西原寛理事長です。
定刻の1時に八王子市教育委員会指導担当部長の開会の宣言とあいさつがあり、その後主催者である八王子市立中学校PTA連合会守屋香里会長のあいさつがありました。
続いてオリンパス株式会社執行役員田代芳夫さん、来賓の八王子市長石森孝志さんのあいさつがあり、研究発表会に移りました。
各賞の受賞者は以下の通りです。発表は奨励賞3件、優秀賞、最優秀賞の順で行われました。各発表の持ち時間はそれぞれ質疑応答を含めて15分です。スライドを使ったプレゼンは、それぞれ練習の成果を発揮して、わかりやすく上手にまとめていました。
・最優秀賞「食材に生えるカビについて ~カビの生えやすい食材・環境とは~」
石川中学校3年 遠藤陽介
・優秀賞「葉っぱが水をはじく力の研究」
川口中学校1年 谷口葉波
・奨励賞「ボールの飛距離と角度と重さの関係」
いずみの森中学校2年 三浦拓巳
・奨励賞「もののたおれる仕組みについて」
由木中学校1年 山本陽菜
・奨励賞「メントス・ガイザーの秘密に挑む」
みなみ野中学校2年 石淵大地
優秀賞の発表の様子。
最優秀賞の発表の様子。
発表後の質疑応答の時間には、SSISSの会員から質問が多数ありました。中には難しい質問もあったようですが、今後の研究の発展への期待を込めたものだったと聞いています。
すべての発表が終了した後、プレゼンテーション賞の選考の審議が行われ、その後表彰式が行われました。最優秀賞、優秀賞、それと3件の奨励賞が、教育委員会西山豪一さんから授与されました。
プレゼンテーション賞としてSSISS賞は「ボールの飛距離と角度と重さの関係」いずみの森中学校2年を発表した三浦拓巳さんに贈られました。
最後に、受賞者5名を囲んで主催者・共催者との記念撮影。その時の写真です(写真は中P連からの提供です)。広角レンズなので両側が大きくなってしまっていますが補正できませんでした。受賞者の顔にぼかしを入れています。SSISSの理事長に加えて他の参加者も写っているので、ここに載せました。
なお、9月3日に行われた中P連との打合せの記事に既に書きましたが、5名の受賞者すべての方に副賞として小林憲正理事が昨年末に刊行した中公新書の「地球外生命ーアストロバイオロジーで探る生命の起源と未来」を贈りました。
ご面倒をお掛けしました。今回は中P連が全面的にオモテに出てシッカリと運営していました。