大井みさほ会員が、8月8日の午後に、江戸川区子ども未来館が毎年実施している「子どもアカデミー夏休みプログラム」の中の一コマとして、「光のすすみかたー光で遊んで、光を学ぼう」というタイトルで実験授業を行いました。参加したのは小学校3年から6年の児童20名でした。子ども未来館の前川啓二さんとボランティアの3名の方が手伝ってくれました。
最初に、「光とは何か」を、太陽、月から始まって、たき火、電気を使った電球の光、蛍光灯などを例として説明し、次に、「レーザーについて」の話を、絵や図を使って行い、実験に入りました。
赤と緑のレーザーポインターを各テーブルに1つずつ計2本用意しました。空気中では、レーザー光をとばすと、レーザービームの途中は見えないが、ビームが天井などに当たると、当たったところが見えることを確認しました。次に、水槽に水を入れ、水中にレーザービームをとばしても見えないが、カルピスを少し加えて水を白濁させると、水中でもレーザービームが見えるようになることを確認しました。レーザーポインターの光を角度を変えて水にあて、入射、屈折、反射を観察してもらいました。
さらに光ファイバーについて説明しました。ファイバーの中に光を入れると、ファイバーの管壁で全反射されて、光は閉じ込められた状態で進んでいくことを解説し、実際にファイバーで光を送り、観察をしました。下の図はここよりお借りしています。
また光の速さが299792458 メートル毎秒と定義されたことも説明をしました。 光の実験はきれいなので、子どもたちも興味を持ってくれるようです。