船橋高等学校のSSH課題研究の実施にあたり、メンター指導をすることになり、11月26日午後4時から5時半まで、町田武生、和田勝会員が第4回目の対面での助言・指導を行いました。
今年度、個別の指導を行って来た2年生5名の実験研究については、9月の千葉大学高校生理科研究発表会で一段落となりましたが、学年末までさらに補足充実させたいとして、11月26日16時から17時まで、当該校生物実験室で、改めて生徒たちと個別の議論を行いました。
1名は欠席で、4名の研究の補充実験や課題の検討を行い、それぞれに必要なアドバイスと助言を行いました。それらの中で、2件の研究課題はわれわれメンターの研究範囲を超えるものであったため、1件は依拠論文の著者に連絡をとってアドバイスをもらい、今後の研究の展開を図ることとしました。また、もう1件も物質の測定・同定についてその分野の専門家に相談して打開策を生徒に伝えました。もう一件は、大豆の発芽がうまくいかないということで、改めて最初の段階を試して、結果をメールで伝えてくれるように頼みました。
今回、初めて高校SSHの課題研究のメンターを依頼されたものの、専門外の分野には十分に対応できないので、SSH側に今後の対応・善後策を考えるように申し入れたいと思います。