科学技術振興のための教育改革支援計画(SSISS)は、このままでは、将来、我が国の科学・技術を担う人材の確保が難しくなるのではないかという思いから、その状況を打破するためには、若い有為な児童・生徒に働きかけること、またそれぞれの学校における理科教育をよりよいものにしていくことが、まず第一歩ではないかと考える、退職した大学教授たちを中心に発起人会が作られ、2004年11月に設立総会が開催され、誕生しました。
その際、理科教育をよりよいものにしていくとともに、科学・技術の考えを共有し、その支援を行ってくださる人々の輪を広げること、また、科学・技術とは縁遠いと思っている人たちには、科学・技術の考え方や活動の浸透を図るために適宜、必要な活動を行うことも視野に入れました。
こうして設立されたSSISSは、2005年7月11日に東京都からNPO法人としての認可を受け、順調に会員を増やしていきました。2005年9月16日には、東京大学小柴ホールで設立祝賀会が催され、各界から祝意と期待の声が多数寄せられました。 2006年1月28日には、岡山市立上東小学校で、初めての授業支援が行われました。この時のテーマは、「二酸化炭素はなぜ黒くないのか」でした。続いて千代田区立番町小学校で、クラブ活動の支援を行いました。「スライムを作ってみよう」というテーマでした。これを始まりとして、これまで授業支援やクラブ活動支援などの活動を続けています。
SSISSは、実際にこのような支援活動を行っている人たちを中心に、それを支えてくださる人たちを加えた会員組織として活動し、運営は理事長を中心とした理事会で行っています。主な活動の様子は、「活動について」のページをご覧ください。
このような活動に共感し会員になりたい方は、「会員になろう」のページをご覧ください。
また、支援について問い合わせたい、実際に支援を受けたい、という方は、「お問い合わせ」のページをご覧ください。
なお、2016年に10周年記念として、SSISSのこれまでの歩みや活動の報告などを記載したパンフレットを発行しました。PDF版(21.5MB)をこちらからダウンロードしてご覧いただけます。
(発行した印刷物の訂正:19ページ岡崎廉治の行、分了ー>分子、奥田治之の行、地学ー>天文学、宇宙物理学;地球科学、地球と太陽ー>地球は大きな日時計、赤い星青い星、天の川の神秘、見えない宇宙を見る;日時計の原理ー>地球、月、太陽。星、銀河、宇宙、活動会員の表中の大木道則、山本經二両氏は逝去のため削除)